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【ポケモン都市伝説】|モルフォンとバタフリーのデザインが逆だった?:ポケモンの進化の矛盾

🧠モルフォンとバタフリーのデザインが逆だった?とは

ポケモンファンの間で長年語られている有名な都市伝説のひとつに、「バタフリーとモルフォンのデザイン(もしくは進化系統)が逆だったのではないか?」という説がある。

通常、キャタピー → トランセル → バタフリー
コンパン → モルフォン

という進化系統が公式に設定されているが、よく観察すると進化後のビジュアルに違和感を覚える。

  • バタフリーの大きな複眼や触角の形状が、どう見てもコンパンに似ている
  • モルフォンの羽の質感や体型が、トランセルからの進化先として自然に感じられる

この視覚的な不一致から、「実は当初の開発段階ではバタフリーとモルフォンの進化先が逆だった」「開発中の混乱やデータミスでそのままリリースされてしまった」という説が浮上した。

この話は公式には明言されておらず、あくまでファンの間で語られる非公式な推察・憶測である。

📚出典と派生・類似伝承

この都市伝説の出典としては、主にファンコミュニティや掲示板、YouTube解説などが挙げられる。

初期には「2ちゃんねる」「ポケモン徹底攻略」などで考察が交わされ、SNS時代に入ってからはTwitterやRedditでも定期的に再燃している。

派生した噂・解釈には以下のようなものがある:

  • 「開発段階でモルフォンとバタフリーの進化元が入れ替わったが、時間がなく修正されなかった」
  • 「β版では異なる進化ルートが存在した」
  • 「コンパンのモデルが元々バタフリーになる想定でデザインされていた」

類似する都市伝説としては、「ゴーストとゲンガーはピクシーの影である」「カビゴンはラプラスの原型である」など、進化系・姿の関連性をめぐる考察系の噂が存在する。

🎬メディア登場・現代への影響

この都市伝説は公式メディアでは一切取り上げられていないが、ファンメイドの動画・記事・検証コンテンツの定番ネタとなっている。

とくにYouTubeにおいては、「ポケモン都市伝説10選」「本当は違った進化先」などの企画でほぼ毎回取り上げられており、再生数を稼ぐ人気のトピックである。

また、『ポケモンの図鑑データを考察する』という切り口の動画やブログでも頻繁に扱われる。近年では「Pokémon Beta Leak(ポケモンの開発初期ROM流出)」の影響で、過去の没データが新たな憶測を呼び、再注目されている。

🔍考察と文化的背景

この説が注目される最大の理由は、“直感的な違和感”が生まれるデザイン構造にある。

ポケモンは進化するごとに「形状・属性・性格」が変化するが、シリーズを通しても特に「コンパン → モルフォン」「トランセル → バタフリー」のビジュアル変化には疑問を抱くファンが多い。

コンパンは大きな複眼と丸いフォルムを持ち、進化先がまるで別の生物のようなモルフォンになる。一方、トランセルからバタフリーへの進化も、質感や羽の形状などが一貫していない。

ポケモンは「カットされた進化」や「後付けの進化先」なども多く、開発の混乱や試行錯誤があったことは公式インタビューでも語られているため、こうした“違和感”が都市伝説化する土壌が整っていたといえる。

🗺️出現地点

コンパン → モルフォン

  • 初登場:『ポケットモンスター 赤・緑』(全国図鑑No.048〜049)
  • 主な出現場所:セキチク周辺・サファリゾーン

キャタピー → トランセル → バタフリー

  • 初登場:同じく『赤・緑』(全国図鑑No.010〜012)
  • 主な出現場所:トキワの森・おつきみやま周辺

どちらも序盤〜中盤で登場する虫ポケモンであり、育成・進化が早いため多くのプレイヤーが印象に残っている点も、都市伝説として語り継がれやすい要因のひとつである。

📎関連リンク・参考資料

💬編集者コメント・考察

この都市伝説は、グラフィックデザインの「印象」に基づいた非常に興味深い事例である。
もし仮に進化系統が逆だったとしたら…という“if”の発想が、プレイヤーの想像力を掻き立て、ゲームの裏側に踏み込もうとする探求心につながっている。

ポケモンはゲームとしての完成度だけでなく、こうした“ユーザーが考察したくなる隙”を残しているからこそ、世代を超えて愛される存在となっているのだろう。

現時点では公式に言及されたことはないが、いつか当時の開発スタッフがこの話題に触れる日が来るかもしれない——そんな期待も込めて、これからも記憶に残したい都市伝説のひとつである。

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