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死ぬほど洒落にならない怖い話 短編まとめ|分譲現場:新築分譲住宅地で起きた怪奇現象

🧠分譲現場とは?

「分譲現場」は、2013年に2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)のオカルト板に投稿された実話風の怪談である。物語は埼玉県の不動産業者に勤務する投稿者が、ある新築分譲住宅地で起きた怪奇現象に関する経験を語る形で展開される。この話の特徴は、特定の区画(M区画)にまつわる奇妙な出来事が、徐々に人々に不幸をもたらし、最終的にはその地域全体に呪われたような雰囲気を作り出す点にある。

物語は不気味な描写とリアルな状況が交錯し、じわじわと不安感を高めていく。特に、死者や奇妙な現象が続発する中で、投稿者が自らその分譲現場を内見し、異常な体験をする部分は、読者に強い印象を残す。この怪談は「不動産×怪異」という独特の組み合わせにより、都市伝説としての人気を博している。

📖 分譲現場あらすじ

物語の舞台は、埼玉県の不動産業界で働く主人公が携わる、新築分譲地の現場。主人公は売買の仲介を手掛けており、物件調査や現地写真撮影などが仕事の一環となっている。ある日、担当する分譲地での不気味な出来事が続くことになる。

この現場は、数年前に販売が開始された新築分譲地であり、全20棟が並ぶ大規模な住宅地。多くの区画は順調に売れたものの、図のN、Q、R区画はなぜか売れ残り、その理由が「出る」という噂によるものだと知れ渡っている。その背景には、過去に発生した不幸な出来事が絡んでいる。

特にM区画に関連する事件がきっかけで、現場の住民に次々と不幸が降りかかり始める。M宅では、住宅ローンを抱えた男性が自殺し、その後もL宅でのボヤ騒ぎや、I宅の夫婦の離婚、J宅での交通事故と、立て続けに不幸な出来事が発生。住民たちの間で不気味な噂が広まり、誰もがその土地の「何か」が関わっているのではないかと恐れ始める。

最終的に、主人公は自らの調査を兼ねて、問題のM宅を訪れることになる。現場の営業スタッフも異常を感じており、そこには「キン!」という金属音のような不気味な音が鳴り響くことが共通して指摘されている。霊能力があるとされる営業の佐藤君と共にM宅の内見に出かけるが、その場所で何か悪しきものが潜んでいることを徐々に実感し始める。

最終的には、この場所が過去の出来事とどのように繋がっているのか、そしてその「不気味な力」がどこから来るのかが明らかになっていく…。

850 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:32:18.81 ID:Q/uQmGXT0
自覚している限り、霊能力はゼロに等しいと思っている私が先日体験した話です。
少し状況を整理したいので前置きが長くなってしまいますがお許しください。

私は埼玉県の不動産屋で働いています。
取り扱っているのは売買の仲介であり、
広告媒体等に掲載する為に物件を調査し、現地写真を撮影しに行くのも仕事の一環になっています。
とあるデベロッパーが新築分譲した全20棟の大きな現場があるのですが、
この現場が今回体験したお話の舞台となります。

現場の配置は下記のようなかたちになります。(行間等がずれて見づらくなってしまったらすみません)

851 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:36:40.14 ID:Q/uQmGXT0
──────────────  北
┐ ┌ ┬ ┬ ┬ ┬ ┬ ┐ ┌ ↑
│ │A│B│C│D│E│F│ │
│ │ │ │ │ │ │ │ │
│ ├ ┴ ┴ ┼ ┴ ┴ ┤ │
│ ├ - ┐ │ ┌ - ┤ │
│ │G   │H│I│   J│ │
│ ├ - ┼ ┼ ┼ - ┤ │
│ │K   │L│M│   N│ │
│ ├ - ┘ │ └ - ┤ │
│ ├ ┬ ┬ ┼ ┬ ┬ ┤ │ 
│ │ │ │ │ │ │ │ │
│ │O│P│Q│R│S│T│ │
┘ └ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┘ └
┐ ┌─────────┐ ┌

852 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:38:47.81 ID:Q/uQmGXT0
案の定思い切りずれてますね(悩)

新築分譲とは言っても、販売が開始されたのは3年ほど前からの売れ残り現場です。
立地条件も申し分なく、価格帯も適正な現場である為、
1年もあれば完売するだろうと誰もが見込んでいた現場でしたが、
図のN・Q・R区画は未だに買い手がつかず、売主業者も頭を抱えている状況です。

ではどうして買い手がつかないのか?
それはこの現場が“出る”と噂される現場だからなのです。

853 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:41:03.01 ID:Q/uQmGXT0
分譲開始当時、図のH・I・L・Mの各区画は路地状敷地形態(不動産業界では敷延物件と呼んでいます)と言って、
他区画に比べて不整形な土地であった為、他区画よりも販売価格を安く抑えて売り出されました。
不景気の世の中ですから、質より価格を選ぶ顧客は多く、
この現場内でもH・I・L・Mの各区画はすぐに買い手がつきました。

854 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:43:04.27 ID:Q/uQmGXT0
M宅の引渡しから半年程経ったある日、
M宅のご主人が2階の納戸で首を吊って亡くなっているのが発見されました。
会社をリストラされて一家は離散し、残ったのは数千万の住宅ローンのみ…追い詰められての自殺だったのでしょう。
悲しいかな、このご時世を考えればよくあることですが、
M宅は親族の要望で、売主業者を通してエンドユーザーへ売却する運びとなりました。
完売前の分譲地内でこのような事件が起こることは、売主業者としても相当な痛手だったようで、
当時、担当の田中さん(仮名)も「長期戦を覚悟しなければならない」と溜息をついていました。

856 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 16:45:07.42 ID:Q/uQmGXT0
そうは言っても、それから1年も経った頃には、G・N・Q・R区画とM宅を除く区画は買い手がついていたのですが、
この頃から分譲地に住まわれているいくつかの家庭に、立て続けに不幸が起こり始めました。
まず、L宅でボヤ騒ぎが発生しました。
幸い死傷者も出ず、被害も周りに及ぶほどのものではありませんでした。
次に、I宅のご夫婦が離婚され売却する運びとなり、J宅では奥様が交通事故で亡くなられました。

全て偶然なのかもしれませんが、こうも立て続けですと、さすがに不気味過ぎるとのことで、
分譲開始から2年を経過した頃、
売主業者から私の勤めている会社にG・N・Q・R区画の販売委託の話が持ちかけられ、現在に至ります。

857 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:05:06.93 ID:Q/uQmGXT0
そのような現場でしたが、私達としては取り立てて特別視することもなく、
いつものように物件を調査し、現地や周辺環境の確認する運びとなりました。
分譲地内の居住者宅を訪問した際、
S・T区画には2区画を同時に購入して整骨院を開業した先生が住んでいるのですが、
気さくな方だったのでお話を伺ってみたところ、
「M宅に隣接している家でばかり不幸が続いているような気がして不気味だよねぇ」と笑っていました。

それから半年後、今から半年前のことなのですが、
G区画の買い手がついて「よし、次も頑張ろう!」というタイミングで、
S・T宅の整骨院の先生が自宅の浴槽で亡くなっているのが発見されました。

858 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:08:51.25 ID:Q/uQmGXT0
親族の方の話を伺ったところ、死因は急性心筋梗塞で事件性はないとのことでしたが、
直接お話をした私としては、初めてこの分譲地に何か嫌な気持ちにさせられる事件でした。

9月のこと、それまで販売委託されていたN・Q・R区画に加えて、M宅についても委託されることとなりました。
不謹慎な話ですが、自殺物件と聞いて営業部の人間達は大層盛り上がっていたようで、
早速何人かの営業が連れ立ってM宅の内見に出かけていきました。

859 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:11:14.70 ID:Q/uQmGXT0
帰ってきた連中は口々に「あそこはマジでヤバイ!」と連呼しており、何がヤバイのかと尋ねてみたところ、
「他の区画と違って空気が重い」「圧倒的に暗い」「いくら換気をしても湿った感じがする」
等、ありきたりな感想を返してきました。

860 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:13:20.11 ID:Q/uQmGXT0
ひとつ気になったのは、
共通して「何もない家の中から“キン!”と得体のしれない音が鳴る。アレがマジでヤバイ」と言うものでした。
柱や床鳴り等を疑ったのですが、その建物は木造住宅で、
聞こえてくる“キン!”という音は金属音のような電子音のような、表現しづらいけれど不快な音で、
指摘されたような音ではないとのことでした。

861 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:15:40.90 ID:Q/uQmGXT0
そこで営業の一人が質問してきました、
「重要事項説明書(契約前に顧客に説明しなければならない物件の説明書)に入れなくていいの?」と…
M宅の場合は、そこで居住者が自殺したという事実は告知事項として載せなければならないのですが、
幽霊やそれに類するものは科学的な根拠がなければ載せる必要はない、と判例が出ています。
状況的には、誰が行っても必ずその音はどこからか聞こえてくるので告知した方がいい…
しかし根拠もないのに載せたら載せたでそれは問題ということで、
結果として私も直接行って確かめてみるべき、という話になりました。

862 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:25:48.41 ID:Q/uQmGXT0
本当に前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

前述の経緯により、自称霊能力ありという営業の佐藤君(仮名)と私とで、先日、件のM宅の内見に出かけました。
佐藤君は皆の話を聞いてすっかり怯えていましたが、
営業なんだし見ておかなきゃダメだろうと責められて、渋々同行といった感じでした。
私はと言えば、この分譲地については私自身が事前調査を行って、
法務局の古地図等を閲覧しても、過去に墓場や刑場等だったという利用形態も見当たらなかったので、
皆大袈裟だなぁとしか思っていませんでした。

863 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 17:29:26.41 ID:Q/uQmGXT0
佐藤君の車に乗せて貰って現地に到着するなり、
佐藤君は「うわっ!マジで空気重いっすよ!ホントにヤバイっすよここ!」と連呼していましたが、
それには構わず、広告掲載用の写真を撮っておこうと早速外観チェックに取り掛かりました。
奥まった所に本地のある敷地形態だけあり、
各方位に建つ建物に取り囲まれていて、他の区画に比べると日当たりは良好とは言えない場所なので、
これなら確かに不気味な雰囲気と言われても仕方ないなぁと思いました。

868 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:00:46.64 ID:Q/uQmGXT0
続いて、玄関脇の雨樋に吊るしてあるキーボックスから鍵を取り出そうとしたところ、
玄関扉が開いていることに気付きました。
誰かが鍵を閉め忘れたか、それとも先客がいるのか?
そんなことを考えながら「ごめんください」と玄関扉を開けてみました。
入口から見る間取りは、
玄関を入ってすぐ右側に直線上の階段があり、その左隣の廊下の先に居間に続く扉があるという家でした。
居間に続く扉は閉まっており、階段途中の採光窓から陽は差しているのですが、
それでもやはり薄暗い家といった印象を持ちました。

869 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:03:16.21 ID:Q/uQmGXT0
佐藤君は後ろから「階段を上がった先がヤバイ!」と騒いでましたが、
「それは奥の納戸で自殺があったからって先入観でしょ」と流して、玄関内に足を踏み入れました。
踏み入れた瞬間、件の“キン!”という音が鳴りました。
佐藤君は「もうこれ以上進めません」と、そこでギブアップしてしまいました。
私はと言えば、不意打ちだったので「えっ!?」と一瞬ビックリしてしまいましたが、
先客もいるかもしれないし、その人の発した音かもしれないということで、構わず上がっていきました。

870 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:05:28.20 ID:Q/uQmGXT0
ひとまず、居間へ続く扉を開けて1階の様子を窺ってみます。
ちなみにM宅の間取りは3LDK+納戸で、
1階には居間とダイニングキッチン、トイレ、洗面所、風呂があり、2階には3部屋+納戸という造りになっています。
居室を2階に集中させた間取りだけあって、1階のLDKスペースは25畳程度あり、
家具も置かれていないその薄暗い空間はガランとしていて広く感じました。
おそらく水道を止めている為だと思いますが、下水臭が上ってきていたので、
換気の為に居間とダイニングのシャッターと窓を開けてみたところ、
入ってきた日差しで少し明るさを取り戻した室内はきちんと清掃もされていて、綺麗に保たれているなぁと思いました。

871 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:07:38.58 ID:Q/uQmGXT0
続いて2階へ行こうと玄関に戻ったところ、
佐藤君は相変わらず階段の先の方を見て「ヤベーよヤベーよ」とブツブツ言って待っていました。
「おまえは出川かw」と笑い飛ばしながら一人階段を上がって行く私。
階段を昇る途中、例の“キン!”という音がまた鳴りました。
音の出処は階段や床の軋みの音等ではなく、何と言うか、空間で鳴っているように思えました。
鉄骨造の家は壁内部の鉄骨が金属ストレスでたまに鳴るということは知っていたのですが、
「木造の家も同じように鳴るのかな?木材が乾燥割れする音ならキンじゃなくてパキッとかだよなぁ…」
などと考えながら2階に到着。

872 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:09:42.46 ID:Q/uQmGXT0
階段を昇り切った真正面に例の納戸があるので、“キン!”と同様にいきなりは勘弁だなぁと思っていたのですが、
そこにいたのはスーツ姿の田中さん(売主業者の社員さん)でした。
「あれ、田中さん」と声をかけると、
「あぁ、清水さん(←私・仮名)。
 下の方から声は聞こえてたから、誰か来たとは思ってたんですが、清水さんでしたか、お疲れ様です」
とのこと。
「真っ暗な中から現れられたらビックリしますよ」と笑いながら言うと、
「驚いちゃいました?
 この家が売れ残ったままだと他の区画も一向に売れそうにないので、
 せめて見栄えは良くしようと、定期的に清掃に来ているんですよ」
と笑いながら返されました。

874 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:13:27.84 ID:Q/uQmGXT0
まぁ、3年間も売れ残ってしまっては、担当者としては上司からも責められて大変だろうなぁと同情しつつ、
「内観写真を撮りたいのでシャッター開けますね」と申し出ると、
「じゃあ掃除も終わったところなので、私は失礼しますね」と言い、1階へ降りていきました。
その後、私は各部屋のシャッターと窓を開けて換気しつつ写真を撮って回りました。

件の自殺のあった納戸を含めどの部屋も1階同様に清掃されており、さして変わった様子もなく、
デジカメに表示される写真にも何か変わったものが写るというわけでもなく、
拍子抜けするほど何も起こらないまま内見を終えて、1階へ降りていきました。

876 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 18:17:07.63 ID:Q/uQmGXT0
1階玄関では相変わらずの怯えた様子の佐藤君がいたのですが、
降りていくなり「大丈夫でした!?てか、清水さん2階で誰と話してたんです?」とのこと。
私「ん?佐藤君どっか行ってたの?」
佐藤君「いや、ずっとここに居ましたよ、清水さん誰かと話してるなぁと思って」
私「へ?田中さん降りてきたでしょ?」
佐藤君「え?誰も降りてきてないですよ!」
私「またまたぁ!そうやってビビらせようとしてるんでしょ?」
佐藤君「いや!マジですって!直階段だし、降りてきたら気付きますって!
 てか、清水さん気付いてます?
 俺達玄関入った時、靴とか無かったじゃないですか!なのに清水さん誰と話してるんだろうって…」

879 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 19:03:26.92 ID:Q/uQmGXT0
そう言うや否や、佐藤君が視線を上に向けて、
「てか清水さん!いるいるいる!上にいるから!」と叫んで家から飛び出していきました。
ゾクッとしたところで、追い討ちをかけるように“キン!”と鳴り、うわぁ…となって私も外に飛び出しました。

車に戻って佐藤君を問いただしたところ、
2階の踊り場から階段を降りるのではなく、
私の頭の真上を田中さんや見知らぬ何人かが玄関側の方へ宙を歩くように通り過ぎていき、
突き当たった壁の所で消えていったとのことでした。
佐藤君いわく“キン!”の音の正体は、彼等が壁に消える時に発する音なんじゃないかとのこと。

880 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 19:06:02.21 ID:Q/uQmGXT0
すぐさま売主業者に電話したところ、
田中さんは8月にこの現場からの帰りに交通事故で亡くなっていたこと、
それでM宅を担当できる人員が足りなくなってしまった為に、私の会社に委託したのだということを聞かされました。

その後、私の身の周りで何かが起こったということはないのですが、
売主業者にも田中さんにも申し訳ないのですが、その現場を売っていく自信はなくなりました。

ちなみにその現場はまだ買い手がついていないので、
広告媒体で埼玉県内の敷延物件を見かけた際は用心してください。

881 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 19:08:23.36 ID:Q/uQmGXT0
無駄に長くなった割にこうして文字に起こしてみるとそんなに怖くもないのですが、
あの時は本当に背筋が凍る思いをしました。
以前から面識のあった田中さんが普通に現れて幽霊らしいことをせずに消えてしまったので、
自分の中のそういう世界へのイメージとのギャップもあって、何だか不思議な気持ちになります。

以上となりますが、投稿規制とかいろいろ厳しくて反省。
読んでくださった方、支援の書き込みをしてくださった方、皆さんありがとうございました。

884 :本当にあった怖い名無し:2013/10/29(火) 19:58:10.15 ID:FzHQ+Rs30
携帯からですが↑の不動産屋です。

連投規制で全部書き終わるまで帰れなかったんですが、
書き終わって会社を出て駅に向かって歩いていたところ、いつも駅前にいる易者の方 に呼び止められました。
易者さんが言うには、私の後ろ立っているスー ツ姿の中年男性が、
『くれぐれもよろしくとお願いします』と頭を下げて言ってますよ、頑張りなさ い、とのことでした。

思い出したりすると引き寄せてしまったり、着 いてきてしまうと言うのは本当なのかな…
少し身震いしつつ、頑張って帰ります(^_^;)

📚出典と派生・類似伝承

「分譲現場」は実話風の怪談として広まり、多くのインターネットの掲示板で語られるようになった。実際に、不動産業界においては“事故物件”や“呪われた物件”という言葉が使われることがあり、これらはしばしば都市伝説や怪談の元ネタとして登場する。特に「分譲現場」は、物件の販売がうまくいかない理由を怪奇現象に結びつけた点で、同様の不動産怪談を多く生み出すきっかけとなった。

類似する怪談としては以下が挙げられる:

  • 事故物件(売れ残った物件にまつわる怪異や不幸)
  • 404号室(存在しない部屋をめぐる不気味な話)
  • リゾートバイトの怪談(不安定な労働環境と異常体験の組み合わせ)

これらの物語は、いずれも普通の場所や状況において起こる不可解な現象に焦点を当てており、日常生活の中で起こりうる恐怖を描いている。る。

🎬メディア登場・現代への影響

「分譲現場」は、主にインターネット掲示板で流布されたが、その影響はオカルトジャンルや都市伝説のメディア作品にも現れている。例えば、怪談やホラー映画、ドラマなどで事故物件や呪われた場所に関連するストーリーはしばしば登場するようになった。

現代における影響:

  • 映画「呪怨」シリーズや「リング」などのホラー映画が、場所や物件にまつわる恐怖を描いているが、そのスタイルは「分譲現場」にも通じる。
  • テレビ番組(例:テレビ東京の「心霊特集」など)やYouTubeのホラーチャンネルでも、同様のテーマが扱われており、視聴者に対して「不動産×怪異」というテーマが浸透してきた。

また、ゲーム業界でも不気味な場所を探索するゲームが多く制作されており、これらも「分譲現場」やそれに類似した都市伝説から影響を受けていると考えられる。

🔍考察と文化的背景

「分譲現場」のような都市伝説は、日本における「不動産」「居住地」「死者」といったテーマが絡むことで、深い文化的背景を持つ。日本では古来から「死後の世界」や「霊的なもの」への関心が高く、特に事故物件心霊スポットに対する興味が強い。

さらに、都市部の発展に伴い、開発される土地が必ずしも新しいものではなく、過去の事故や災害、歴史的な背景が潜在的な不安要素として存在している。このような地域では、都市伝説が生まれやすい土壌が整っており、「分譲現場」もその一環として位置づけられる。

🗺️出現地点

「分譲現場」の物語は、特に埼玉県の新築分譲住宅地が舞台として描かれているが、実際に似たような物件で怪奇現象が起きることが報告されることもある。都市部の新しい住宅地や開発地は、過去に何らかの事件があった場所であることも少なくなく、これが都市伝説の土台となることが多い。

📎関連リンク・参考資料

💬編集者コメント・考察

「分譲現場」は、不動産業界と都市伝説という一見関係のなさそうなテーマを融合させた点が非常にユニークである。このような現代的な都市伝説は、都市開発が進んだ日本において、過去と現在が交錯する場所で生まれることが多い。

特に不動産という社会的背景が恐怖と結びつくことで、物語にリアリティが増し、より強い印象を与えている。今後もこのような怪談や都市伝説がメディアに与える影響は大きいだろう。

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