学校という場所には、昼間は明るく賑やかな空間でも、夜になるとその顔を変える不気味な一面がある。今回は、学校の深夜に起きた奇妙な体験を集めた「学校の怪談体験談集3」をお届けする。閉鎖された教室や廊下、プールサイドで何が起こったのか。生徒たちが体験した恐怖の瞬間を、皆様にお届けする。深夜の静寂の中、何者かが忍び寄る不安を感じた瞬間、あなたはどんな恐怖を抱えるのか?
🏀暗い体育館に響く不明な声
(投稿者:R・Nさん/東京都・10代女性)
あれは放課後、学校が終わってからのことでした。私は普段、体育の後に自主練習をすることが多く、今日はバスケの練習をしていました。学校の体育館は、放課後になるとだんだん人が少なくなり、いつもは広々としていて静かな空間です。
その日も練習に集中していたんですが、突然、誰かが呼んでいるような声が聞こえてきました。最初は友達か誰かが遊びに来たのかなと思って、特に気にせず練習を続けていたんです。でも、よく聞くとその声は、私の名前を呼んでいるような気がして…。はっきり言って、それが誰の声なのか、すぐには分かりませんでした。
でも、次第にその声はだんだんと近づいてくるような気配がして、だんだんと不安になってきました。私はふと振り返り、声の方向を確認しようとしたんですが、体育館の中は誰もいないはず。すっかり暗くなった体育館の中に響く声だけが、まるで私を呼ぶように聞こえました。声は確実に近づいてきている…そう感じました。
その時、心の中で恐怖が込み上げてきて、私は思わず体育館の出口を目指して走り出しました。声はさらに耳に近づいてきて、その声が私のすぐ後ろから聞こえてきたような気がして、振り向くのが怖くて仕方なかった。息が上がって、足音もバラバラになりながら、私は必死で出口を目指しました。
体育館を出た瞬間、振り返ることなくそのまま校舎を離れました。振り返った時、気づけば体育館の中は静かに戻っていました。でも、あの時の声が何だったのか、今でも分かりません。何かが私に近づいていたような感覚、そしてあの声…恐怖は未だに忘れられません。
✋旧校舎で見た白い手
(投稿者:S・Hさん/神奈川県・10代男性)
あれは、放課後に友達と一緒に学校の旧校舎で肝試しをしていた時のことです。学校の裏にある、もう使われていない古びた校舎は、ずっと前から「出る」という噂が立っていました。私たちも興味本位で、その噂を確かめようと決めたんです。
暗くなった校舎に足を踏み入れると、すぐにひんやりとした空気が肌に触れました。埃っぽくて、長年使われていないことが一目でわかるような、薄暗い廊下が続いています。友達と一緒に小声で笑いながら歩いていると、突然、ドアの隙間から何かが見えました。
最初は、何かの影かと思ったんですが、次の瞬間、それが「手」であることに気づきました。真っ白な、血の気のない手が、ドアの隙間からひょっこりと覗いているのが見えたんです。その手は、ゆっくりとこちらを向いているような感じで、まるで誰かが私たちをじっと見ているかのようでした。
怖くて目を離せなかったけれど、思わず「誰かいる?」と声をかけようとしたその瞬間、手が動くことなく、静かに消えていったんです。まるで消えたというより、見えなくなったというか…しばらくその場で動けなくなって、友達と顔を見合わせました。
私たちは、その手を見た瞬間に体が硬直し、恐怖で動けなくなりました。音もなく、何もなかったかのようにその手は消えていったんです。でも、その後も廊下を歩いていると、なぜか背後が気になって仕方なくて、最後には足早に旧校舎を出ることになりました。
今でも、あの白い手が一体何だったのか、思い出すたびにゾッとします。それが人の手だったのか、何か別のものだったのか、分からないけど、あれを見た瞬間から、旧校舎のことを考えると胸が締め付けられるような気持ちになります。
🧪夜の理科室で見る透明な人影
(投稿者:A・Mさん/大阪府・10代女性)
あの日、私は学校の理科室で実験道具を片付けていた時のことです。放課後、他の生徒はみんな帰ってしまい、私だけが一人で残っていました。普段は静かな理科室も、夜になるとなんだかひんやりとした空気が漂うような気がして、少しだけ気味が悪いと感じていました。
でも、私は特に怖がることなく、片付けを終わらせようと、机の上に散らばった道具を手早く整理していました。その時、ふと目を上げると、机の前に何か立っていることに気づきました。最初は、何かの道具か、もしくは棚から落ちた物が倒れているのかと思ったんです。でも、それは明らかに何か人の形に見えました。
私は一瞬、目を疑いました。そこには透けるような、白い人影が立っていたんです。服のディテールや顔の輪郭はほとんど見えなかったけれど、確かに「人」とは思えない、不気味なオーラを放っていました。体が半透明で、まるで霧の中に浮かんでいるように、ぼんやりとした形をしていました。
最初は目の錯覚かと思ったけれど、目を凝らすと、その人影がじっと私を見つめていることに気づきました。その瞬間、背筋が凍るような感覚が体を走り抜けました。誰かが私を見ている、でもその人は物理的には存在しない…。私は、恐怖で体が固まったまま、動けなくなってしまいました。
その後、数秒が何分にも感じられるように思えましたが、やがてその透明な人影は、音もなく、ゆっくりと消えていったのです。消えた場所には、何も残っていませんでした。振り返っても誰もおらず、理科室にはただの静けさが戻っていました。
その後、私はすぐに実験道具を片付け終えて、急いで学校を後にしました。あの人影が一体何だったのか、今でもはっきりとは分かりません。でも、理科室に行くたびにあの透明な姿が頭をよぎり、どうしても怖くて、つい足がすくんでしまうんです。
👻屋上から見た不気味な影
(投稿者:S・Hさん/神奈川県・10代男性)
放課後、友達と別れた後、私は一人で屋上に上がることにしました。普段から屋上に上がっては景色を眺めるのが好きで、特に学校が終わった後の静かな時間が心地よかったんです。今日は少し雲が多かったけれど、夕焼けが見えそうだったので、少しだけでもと思って階段を登りました。
屋上に着くと、周りは薄暗く、学校全体が静まり返っていました。普段は賑やかな場所も、夜になると一気に不気味に感じることがあります。そんな中、私は柵の前に立ち、遠くの景色を見ようとしたんです。
その時、ふと、何かが動く気配を感じました。最初は風か何かのせいだろうと思って、振り向くことなくそのまま眺め続けていました。でも、その動きが気になり、目を凝らして屋上を見渡すと、真っ暗な中に一つの影が見えたんです。
その影は、明らかに人の形をしていました。しかも、誰もいないはずの屋上で、ゆっくりと歩いているのが見えました。足音や呼吸の音は全く聞こえず、まるで影が自分の意志で動いているかのようでした。私の目の前で、暗闇に溶け込むようにしてその影は歩き続けているのです。
その影の姿は非常に不気味でした。まるで、誰かが屋上にいるような、でも確かに誰もいない。そんな感覚が一瞬にして私を支配しました。心臓がドキドキと速くなり、恐怖で体が動かなくなりそうでした。
その瞬間、私は「見てはいけないものを見てしまった」と感じました。何か悪い予感がして、すぐに屋上を離れる決心をしました。足が震えてうまく動かない中、振り向かずに一気に階段を駆け下り、学校の外に出るまで振り返ることはありませんでした。
今でも屋上に上がる度にあの影が頭に浮かびます。あれは一体何だったのか、そしてあの影がどこから来たのかは、未だに分かりません。でも、あの時の不安な気持ちと恐怖は、今も心に深く残っています。
🏊冷たい水の中から見えた顔
(投稿者:M・Kさん/愛知県・10代女性)
あの日は、いつもより少し肌寒い日でした。部活で水泳の練習があって、正直、あまり入りたくなかったけれど、顧問の先生が厳しくて、しぶしぶプールに入ったのを覚えています。
他の部員はみんな先に上がってしまい、私だけが一人で泳ぎ続けていました。あと数本で終わる…そう思いながら最後のターンをして、プールの端に顔を上げたときのことです。
水面に映る自分の顔をぼんやりと見つめていたその瞬間、なぜか水中が揺らめいたように感じました。最初は波のせいだと思ったんです。でも次の瞬間、私の顔のすぐ下に、もう一つの顔が浮かび上がってきたんです。
その顔は、自分のものとは全く違っていました。目が大きく、何かを訴えるように見開いていて、口はわずかに開いていた。髪は水の中でふわふわと漂い、まるでそこに“誰か”がいるかのようでした。
一瞬、固まりました。息を吸うのも忘れるくらい、全身が凍りついたような感覚。そして私は反射的に水から顔を上げました。
…でも、誰もいない。水面には、ただ私の呼吸の波紋が広がっているだけ。安心しかけたその時、自分の肩のあたり、水中で何かが“触れた”ような感覚がしたんです。怖くなって、もう振り向くこともできずに、すぐプールの外へ這い上がりました。
そのあと、先生に言ってプールを確認してもらったのですが、当然ながら誰もいなかったそうです。水の中も見てもらいましたが、異常なし。でも、私は今でもあの“顔”と“手の感触”を忘れることができません。
一体あれは誰だったのか。もしかしたら、誰かが…まだあの水の底に――。
🏫帰り道に見た後ろからついてくる影
(投稿者:Y・Tさん/千葉県・10代女性)
それは、部活の終わった少し遅めの帰り道でした。季節は秋で、あたりはもうすっかり暗くなっていて、肌寒い風が制服の袖口から入ってくるような夜でした。
私はいつもの道を一人で歩いていました。人通りも少なく、街灯もところどころしかなくて、静かすぎるくらいの帰り道。早く帰ろう…そう思って歩いていたその時です。
コツ、コツ、コツ…
自分の足音とは明らかに違う、もう一つの足音が背後からついてくるのに気づきました。
最初は、「誰か他にも帰ってるのかな」と思って、何度か振り返りました。でも、そこには誰もいない。少し気味が悪かったけれど、気のせいだと自分に言い聞かせて、また歩き出しました。
…でも、足音も一緒に再開したんです。
コツ、コツ、コツ、コツ。
明らかに私の歩調に合わせてくる音。そして、それは少しずつ、速くなっていく。
怖くなって小走りにしても、後ろの足音も速くなる。まるで、追いかけてくるかのように。
もう我慢できずに、振り返った――その時です。
暗がりの中、少し離れた電柱の下に、人の形をした“影”のようなものが立っていました。顔も服もわからない。ただそこに“いる”だけ。でも、私が見つめていると、影は一歩、また一歩とこちらに向かってくる…。
私は声も出せず、ただ一心に走って逃げました。家に着くまで、何度も何度も後ろを確認したけれど、影はもう見えませんでした。
あの“影”は一体なんだったのか。
あのまま立ち止まっていたら、私はどうなっていたんだろう――。
💬編集者コメント・備考
学校という閉ざされた空間が持つ特有の怖さや、日常的な風景が突然恐怖に変わる瞬間は怖さを感じていただけるのではないだろうか。
学校は普段の生活の一部だが、そんな場所でも普段は目に見えないものが潜んでいるとしたら…?
「自分の学校にも似たような話があった」
「今でもあの廊下は通れない」
そう感じた方もきっと多いはずである。
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